深江郷土資料館
別館

昭和初期の景観を残して

深江郷土資料館別館は、1935年に建てられた旧幸田邸を改修したもので、その敷地面積は570坪(約2000㎡)、建物面積は180坪(約600㎡)となります。
幸田家とは、江戸時代の深江村で庄屋を務めた旧家であり、明治以後も深江村の村政に関わっていました。
本邸宅の主屋は座敷廻りの意匠にこだわった近代和風住宅となっております。1階は接客用の空間として格式ある広間や茶室が設けられ、2階は家族の生活空間として中廊下を通す小規模な部屋が並べられています。
また、土蔵・表門・乾蔵(いぬいぐら)は、道路に面して一列に建ち並び、表門の扉に用いられた八双金具などから幸田家の格式がうかがえるとともに、昭和初期の景観を維持しております。
なお別館は、2022年11月に表門・土蔵・乾櫓及び塀・主屋の4件が国の登録有形文化財として登録されました。

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